記事の要点: 明洞ウルセラプライムは、リアルタイム超音波画像で肌の内部構造を確認しながら施術できる点が従来のウルセラとの大きな違いです。アジア人30名を対象にした研究では、1回の施術後90日目で首やフェイスラインのたるみに改善が見られたと報告されています。
ウルセラプライムは従来のウルセラと何が違うの?
ウルセラプライムは微細集束超音波(MFU)を利用して真皮や筋膜付近に熱凝固点を作り、その後の組織再形成を促す施術です。ここまでの原理自体は従来のウルセラと大きくは変わりません。
私が注目しているのは、施術中にリアルタイムで確認できる超音波画像の部分です。肌の下、最大約8mmまでの組織を画面で確認しながら施術を進められる点が特徴と言えます。
研究でも、医療スタッフが患者さんごとに筋膜・広頸筋や深い真皮の位置を確認したうえで、二つの深さに分けて治療を行っていました。全員に同じ深さで一律に照射するのではなく、実際の解剖学的構造を見ながら計画するという考え方です。
施術計画を立てる時、なぜ「深さ」の確認が重要なの?
カウンセリングの際、「ウルセラはショット数だけで決めるものではありません」とお伝えすることがあります。顔の脂肪量が少ない方、あご下の組織が厚い方、皮膚が薄い方では、画面上で確認すべき位置そのものが異なるためです。
結局のところ大切なのは、多くのエネルギーを入れることではなく、必要な層を確認して的確に届けることだと考えています。同じ「ウルセラ」という名前でも、一人ひとりの肌の状態に合わせた計画があってこそ、施術の意味が出てくるといえるでしょう。
研究論文で見る、90日後の首とフェイスラインの変化は?
研究対象は35〜65歳のアジア人30名で、1回のウルセラプライム治療後、90日目の変化を評価しています。その結果、首の部位では86.7%、フェイスラインでは70%がMerz Aesthetic Scale基準で1段階以上の改善と評価されました。
首・フェイスラインともに、施術前後のスコア変化は統計的に有意な差だったと報告されています。特に、施術前に中等度〜重度のたるみと評価されていた方々も、90日目には一定の改善を示しました。
患者さん自身と医療スタッフの両方が評価するGAIS(総合的美容改善スケール)でも、30名全員が「改善された」以上の評価となり、全員が施術に満足したと回答しています。痛みについては0〜10点のスケールで平均4.5点でした。
90日後の改善評価まとめ
評価項目 | 結果 |
|---|---|
首の改善率(MAS基準1段階以上) | 86.7% |
フェイスラインの改善率(MAS基準1段階以上) | 70% |
GAIS評価 | 全員が改善以上と評価 |
痛みスコア(0〜10点) | 平均4.5点 |
💡 同論文では従来世代の機器の痛みスコア統合値(平均6.15点)との比較も紹介されていますが、同一患者を直接比較した研究ではないため、「必ず痛みが少ない」と断定できるものではありません。
明洞でウルセラプライムを検討する時、何を確認すればいい?
ここまでの内容をまとめると、確認していただきたいポイントは大きく二つあります。一つ目は、リアルタイム超音波で肌の内部構造を確認し、患者さんごとに目標の深さを変えて計画できるという点です。
二つ目は、アジア人を対象にした初期の臨床研究において、1回の治療後90日目に首やフェイスラインのたるみに客観的な改善が観察されたということです。ただし、論文の平均値がそのまますべての方に当てはまる結果を意味するわけではありません。
実際の診療では、顔の脂肪量やたるみの位置、皮膚の厚みをまず確認し、どの層をどの程度治療するかを決めるプロセスをより重視しています。ウルセラプライムを検討されているなら、「何ショット受けるか」だけを比較するのではなく、自分の顔の構造を確認しながら治療計画を立ててもらえるかどうかも、あわせて見てみることをおすすめします。
よくある質問
ウルセラプライムは従来のウルセラより痛みが少ないですか?
研究では平均4.5点(0〜10点スケール)という結果が報告され、過去の1世代機器の統合値6.15点と比較されていますが、同一患者を直接比較したものではないため、一概に「痛みが少ない」と断定することはできません。個人差があります。
ウルセラプライムの効果はどれくらいで実感できますか?
紹介した研究では1回の施術後90日目に評価が行われ、首やフェイスラインのたるみに改善が見られたと報告されています。ただし効果の現れ方には個人差があり、肌状態や施術計画によって変わる可能性があります。
ウルセラプライムは何回受ける必要がありますか?
研究では1回の施術で90日目の変化を評価していますが、必要な回数は肌のたるみの程度や個々の状態によって異なります。カウンセリングで肌の構造を確認した上で計画することが望ましいです。
施術前にどんな確認が必要ですか?
顔の脂肪量、たるみの位置、皮膚の厚みなどをリアルタイム超音波画像で確認し、患者さんごとに適した深さで治療計画を立てることが重要とされています。ショット数だけで判断しないことが大切です。
中等度以上のたるみでも改善が期待できますか?
紹介した研究では、施術前に中等度または重度のたるみと評価されていた方々も、90日目に一定のスコア改善を示したと報告されています。ただし結果には個人差があります。