産後に深くなった肝斑・色素沈着をデュアル治療で改善した事例

産後のホルモン変化で濃くなった肝斑・色素沈着に、デュアルレーザーとリジュランHB+を組み合わせた「デュアル オール・フォー・ユー」プログラムの実際の治療事例を詳しくご紹介します。
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May 21, 2026
産後に深くなった肝斑・色素沈着をデュアル治療で改善した事例

記事の要点: 妊娠・出産後のホルモン変化で濃くなった肝斑や色素沈着は、1種類のレーザーだけでは対応しにくい複合的な悩みです。 YOU&I皮膚科クリニック 明洞では、デュアルレーザーとリジュランHB+を組み合わせた「デュアル オール・フォー・ユー」プログラムで、表皮から真皮層まで段階的にアプローチしています。

なぜ産後の肝斑は1回のレーザーで消えないのですか?

妊娠・出産を経験した方の肌には、ホルモン変化・紫外線・皮膚バリア機能の低下が複雑に絡み合っています。表皮の浅い色素と、真皮層の深い色素が混在していることが多く、単一の波長では両方に同時に対応することが難しい状態です。

「強いレーザーを1回当てれば一度に消えるのでは?」と思う方も少なくありませんが、色素の深さや種類によってアプローチを変えることが、再発を防ぎながら改善していく上で重要です。表皮色素が優勢な時期と真皮色素が残っている時期では、使用するモードを変えて対応する方法が有効です。

実際に受診された40代の方も、もともと色素傾向があったところに妊娠・出産を経て、ほくろ型のシミと肝斑がともに濃くなった状態でした。色素レーザーの経験はなく、初回の診察で肌の状態を丁寧に確認してからプログラムを組み立てました。

産後に濃くなった肝斑・色素沈着の状態

表皮と真皮に分布する色素の模式的なイメージ

デュアル オール・フォー・ユーとはどのような治療プログラムですか?

デュアル オール・フォー・ユーは、毎回の受診時に肌の状態を確認しながら、表皮色素に対応するモードと真皮色素に対応するモードを使い分けるレーザー治療プログラムです。同じ患者さんでも来院のたびに肌の状態は変わるため、毎回フレキシブルに調整しながら進めていきます。

このプログラムでは、2週間間隔での継続的なケアを基本としています。色素の種類や深さ、肌の状態に応じてアプローチを変えることで、皮膚へのダメージを抑えながら色素を段階的に薄くしていくことが目的です。

色素治療は短期間で完了するものではなく、肌の回復サイクルに合わせて継続していくことが大切です。治療開始前に、どのくらいの期間とセッション数が必要かを丁寧に説明した上でプログラムを開始しています。

デュアルレーザーで色素治療を行うクリニックの様子

治療経過を示すビフォーアフターの比較イメージ

コラーゲンで肌のハリと弾力を整えるジュベルックについて

なぜ色素治療にリジュランを組み合わせるのですか?

色素を薄くすることと同じくらい大切なのが、「色素が再び濃くなりにくい肌を作る」ことです。真皮層が弱い状態ではレーザーで色素を取り除いても、時間が経つと同じ箇所に再び浮き上がってくることがあります。

そのため、デュアルレーザーとともにリジュランHB+を組み合わせる場合があります。真皮層を健やかに整えることで、色素治療の効果が維持されやすくなり、小じわや肌のキメが整うというメリットも期待できます。

実際の事例では、治療の途中でリジュランを追加して進めたことで、赤みの改善とともに肌の状態が安定していきました。セッションを重ねるごとに表皮の色素が落ち着き、最終的には頬骨周りの濃い色素が以前よりも目立ちにくくなったと患者さん本人からも伝えていただきました。

リジュランHB+を使った真皮層ケアのイメージ

複合的なアプローチによる肌質改善の経過

実際の治療経過はどのように変化しましたか?

3回目のセッション前後から、色素が薄くなる変化が少しずつ見えてきました。この時期には赤みも気になっていたため、リジュランを並行して進めました。7回目頃には表皮の色素が大きく落ち着いてきたため、強いレーザーではなく真皮の深い色素にターゲットを絞った対応に切り替えました。

14回目には、濃い表皮性の色素がかなり改善された状態になりましたが、肝斑についてはさらに時間が必要であることを丁寧にお伝えしました。この段階で小じわと肌のキメ改善を目的としたリジュランの追加を患者さんが希望されました。

20回のセッションを終えた時点では、頬骨に広がっていた濃い色素が以前より目立ちにくくなり、患者さんからは「鏡を見るのが楽になった」とのお声をいただきました。なお、治療の結果には個人差があります。

治療3〜7回目の経過比較

治療14回目の肌状態の変化

治療20回終了後のビフォーアフター比較

よくある質問

産後の肝斑は通常の色素沈着と何が違いますか?

産後の肝斑はホルモン変化が深く関わっており、表皮と真皮の両方に色素が分布していることが多く、紫外線や皮膚バリアの低下とも連動しているため、一般的な色素沈着より対応が複雑になる場合があります。

デュアル オール・フォー・ユーはどのくらいの期間・回数が必要ですか?

肌の状態や色素の種類によって異なりますが、2週間間隔でのケアを継続的に行うことを基本としています。具体的な回数や期間については、受診時に肌の状態を確認した上でご説明しています。

色素治療中にリジュランを組み合わせる理由は何ですか?

真皮層を健やかな状態に整えることで、レーザーで薄くした色素が再び濃くなりにくい肌の土台づくりに役立てています。小じわや肌のキメ改善にも働きかけるため、複合的なアプローチとして取り入れる場合があります。

肝斑の治療結果には個人差がありますか?

はい、肌の状態・色素の種類・生活環境などによって経過や改善の程度は異なります。同じプログラムでも個人差があるため、定期的に肌の状態を確認しながら治療方針を調整していきます。

色素治療中に日焼け対策は必要ですか?

色素治療中は肌が外部刺激に影響を受けやすい状態になることがあるため、日常的な紫外線対策が肌の状態を安定させる上で重要です。具体的なケア方法については受診時にご確認ください。

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