記事の要点: ソウルのボルニューマーは、6.78MHzの単極性高周波で真皮に熱を伝え、コラーゲンの再形成を促すことでハリの改善が期待できる施術です。 2024年の臨床研究では施術1か月後に中央の頬で平均1.93mm、首で平均2.80mmの引き上げ変化が3D画像で測定されましたが、効果には個人差があります。
高周波は肌のハリにどのように働きかけるの?
お肌のハリが落ちる背景には、真皮層の変化が深く関わっています。真皮には肌を内側から支えるコラーゲン線維と弾性線維があるのですが、年齢を重ねるとこの構造が少しずつ変わり、肌を支える力も弱くなっていくんですね。
ボルニューマーは6.78MHzの単極性高周波を使う機器です。組織に高周波の電流が流れると、電気抵抗によって熱が生まれます。この熱がコラーゲン線維に作用して一時的な収縮を促し、その後、組織が回復する過程でコラーゲンの再形成が進む可能性があるとされています。
ただ、熱をたくさん発生させればそのぶん結果が良くなる、というわけではないんです。肌の厚みや熱への反応を見ながらエネルギーを調整することが大切です。また、肌の表面温度と内部組織の温度には差があるため、表面をしっかり冷却しながら、必要な熱だけを深部に届ける方法が用いられます。
💡 熱の量が多いほど良いわけではなく、肌の厚みに合わせたエネルギー調整が結果を左右します。
実際の論文ではどんな変化が確認されたの?
2024年に「Plastic and Reconstructive Surgery Global Open」で、ボルニューマーを使った臨床研究が発表されました。研究では韓国人女性30名に施術を行い、額から首までの5つの部位の変化を3次元画像で分析しています。
施術1か月後に測定された引き上げ変化量は、中央の頬で平均1.93mm、下の頬で1.67mm、首では平均2.80mmでした。これは、施術後に顔の位置の変化が画像解析で観察されたという意味になります。
ただし、いくつか踏まえておきたい点があります。対象者が30名と多くないこと、追跡観察が1か月までだったこと、研究の過程で補助的なケアが含まれていたことです。そのため、この数値を「すべての方が経験する変化量」や「長期的な持続期間」としてそのまま受け取るのは難しいかもしれません。
施術1か月後の引き上げ変化量(研究結果)
部位 | 平均変化量 |
|---|---|
中央の頬 | 1.93mm |
下の頬 | 1.67mm |
首 | 2.80mm |
💡 この数値は研究条件での平均値であり、個人の結果を保証するものではありません。
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同じ施術でも結果に差が出るのはなぜ?
施術計画を立てるときに私が最初に見るのは、たるみの原因です。フェイスラインがぼやける理由には、真皮のハリの低下だけでなく、脂肪の位置の変化や顔を支える組織の変化も含まれます。
たとえば、頬の脂肪が多くて重さを感じる方と、肌が薄くてボリュームが足りない方とでは、同じ方法で施術するのが難しいんですね。また、あごのラインがぼやけて見えても、肌のたるみが主な原因なのか、皮下脂肪が多いことが原因なのかを見分ける必要があります。
ボルニューマーは肌のハリ改善が期待できる施術ですが、深い組織のたるみや脂肪量が多い場合には、ほかの治療のほうが向いていることもあります。
肌が薄くボリュームが少ない方:エネルギー設定をより慎重に検討
頬の脂肪が多く重さを感じる方:脂肪量に合わせた別の治療の検討も必要
深い組織のたるみが目立つ方:高周波だけでは限界がある場合あり
ボルニューマーを受ける前に何を確認すればいい?
ソウルでボルニューマーを検討されているなら、施術前に現在の肌の厚みとたるみの程度から確認してみてください。今回の研究では施術後1か月まで測定可能な変化が観察されましたが、結果には個人差があります。
診察を通じて、ハリの低下が目立つ部位や脂肪の分布をチェックし、それに合ったエネルギーと施術範囲を決めていくことをおすすめします。ほかの引き上げ施術も比較したい方は、関連記事もあわせてご覧ください。
肌の厚みとたるみの程度
ハリの低下が目立つ部位
皮下脂肪の分布と量
ご自身に合ったエネルギー設定と施術範囲
よくある質問
ボルニューマーは肌のハリにどのように働きますか?
6.78MHzの単極性高周波が真皮に熱を伝え、コラーゲン線維の一時的な収縮を促します。その後の回復過程でコラーゲンが再形成される可能性があるとされていますが、効果には個人差があります。
論文ではどのくらいの引き上げ変化が確認されましたか?
2024年の研究で、施術1か月後に中央の頬で平均1.93mm、下の頬で1.67mm、首で平均2.80mmの変化が3D画像で測定されました。対象は30名で、すべての方に同じ結果を保証するものではありません。
論文の結果は長期的な持続を意味しますか?
いいえ。この研究の追跡観察は1か月までで、補助的なケアも含まれていました。そのため、長期的な維持期間として解釈することは難しいです。
フェイスラインのたるみは、ボルニューマーだけで改善できますか?
原因によります。肌のハリの低下が主な場合は期待できますが、深い組織のたるみや皮下脂肪が多い場合は、ほかの治療のほうが適していることがあります。診察で原因を見極めることが大切です。
施術前にはどんなことを確認すればよいですか?
現在の肌の厚み、たるみの程度、ハリの低下が目立つ部位、脂肪の分布を診察で確認し、それに合ったエネルギー設定と施術範囲を決めることをおすすめします。